DNSラウンドロビン

投稿日:2019年04月14日 16時29分52秒

1つのIPアドレスで複数のドメインを管理するのがバーチャルドメインならば、1つのドメインで複数のIPを管理するのはDNSラウンドロビンである。
DNSラウンドロビンは、DNSの解決にあたり複数のIPアドレスを設定しておく。そして、実際にどのIPが設定されるかはIPv4ではラウンドロビンで決定されるはずだ。
「はず」というのは、近年「RFC3484]でこの負荷分散方式が変更されそうだからだ。
IPv6における宛先アドレス選択アルゴリズムとして定義された「RFC3484」では、DNSが同一サーバ名に対し複数のIPアドレスを持つ場合に「自分のアドレスに近いアドレスを優先的に選択する」ことを定めている。つまりDNSからの問い合わせについて複数の候補があったときには自動的にIPアドレスの距離(同じ国、同じプロバイダ等が優先される)が近い、すなわち早い方が選択される。

IPv4では
hoge 30m IN A 127.0.1.1
hoge 30m IN A 127.0.1.2
hoge 30m IN A 127.0.1.3
という記述で3か所をラウンドロビンできる。あまりに簡単なので、試してみた。
当社で使ってるお名前.comではTTLが設定できないので、もっさり切り替わりだが、
切り替えることができた。あまりに簡単だ。メリットはすくないけど、ランダムアクセスされるURL
なんてそうはないから面白いかも。
うーん。IPv6も、そんあCDNみたいな機能あるなら、ちょっと燃えてくるな。
何か書いてみよう。

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